椅子上生活

主に椅子の上にいます

とんかつDJアゲ太郎はコロナ禍の希望(ネタバレなし)

見てよかった「とんかつDJアゲ太郎

なにかと話題の映画「とんかつDJアゲ太郎」。
見てきました!すごく、よかった…!


wwws.warnerbros.co.jp


元々は原作の設定のバカさ加減(フロアをアゲることととんかつを揚げることはつながっている、的なコマ)だけを知っている状態で、面白いんじゃないかなーというぼんやりとした期待を胸に公開を待っていたのですが、色々、色々がありまして、公開されるのかハラハラしていましたが無事10/30公開。



映画『とんかつDJアゲ太郎』本予告 2020年10月30日(金)公開


この記事を書こうと思ったのは、原作ファンでもない、出演俳優のファンでもない、クラブ関係者でもないいわゆる「普通の人」のわたしが、「この映画いいよ!」って言いたいなと思ったからです。
今!見て!!!


ちなみにタイトルにネタバレなしと書いたけど、この映画どこからがネタバレなのか正直よくわかんない。
でもそもそもこの映画は内容を知ってたとしても、楽しむポイントはストーリーではないのです。音です。音を楽しむのだ!




今この映画を見ないなんてもったいない!!

コロナで今年公開予定の映画が後ろ倒しになりまくって秋公開映画が過密スケジュールの上に鬼滅フィーバーで大きいスクリーンが複数埋まっている今、いつ終わってしまうかわからない、と思って急いで見に行ってきました。


見た後の第一声。「これは、これは、もったいねえーーー!!」
今この時期にもっと多くの人に、映画館で見てほしい映画でした。


コロナ禍のこのご時世、遠くのライブは行けないけど、近くの映画館にならギリ行けるっていう行動制限のある人とか、まあわたしのことなんですが、そういう人、ぜひ見てほしい。この映画で、久々にあのぐわーって大きな音に包まれる感じに震えまして。

アゲ太郎(北村匠海)が初めてクラブに足を踏み入れた瞬間の、おそらくアゲ太郎と同じ感動をわたしも感じました。


来てよかったなぁ。音とリズムが心地よくて、周りに人がほぼいなかったので映画館でこっそり足でリズムとって踊りました。


都会のクラブはすごいなあ、広くてピカピカしててかっこよくてVJもすごくてお客さんもみんな自由で。そのクラブの擬似体験が全国の映画館でできる貴重さよ。


そういう体験としてとても、今この時期見る映画としてもおすすめでした。これこそ今映画館で見るべき作品だった…。見れる人は見た方がいいですよ…。爆音の、音がいい劇場で!!


元々この映画は6月公開予定だったんだなって感じの劇中イベント日がありました。7月に初めてのイベントでデビュー、みたいな感じだったような。公開延期されて初めて気付く、劇中に出てくる日付が過去の日・もしくは先過ぎると、ワクワク感が減少するんだなということを。


きっと、もし何事もなく6月に公開されていたとしたら、そのイベントの同日に同じ曲を流すクラブイベントをやってたでしょう?しかも、もしかしたら全国で。

6月から公開延期になったとしても、この映画はコロナで客足が遠のいたクラブ関係の期待も背負ってたんだろうなとか思うと、本当に切ないしもったいない。


現実のイベント開催は単なるわたしの予想だけど、たぶん企画されていたであろうそのクラブイベントも予定通りやったらいいし、とんかつ屋チェーンとのコラボもしたらいいじゃん!


この映画は「失敗してもやり直せる」、そういう映画でしょう?




伊勢谷友介伊藤健太郎の二人がこの映画であの重要な位置にいるのに、宣伝から欠けて、さらに宣伝を控える事態になったのなら、ほんとにもったいないの一言…。


でもこの映画好きだよ面白かったよ、繰り返し見に行きたくなりました。
サントラはすぐさまダウンロードしました。

映画の後はサントラとプレイリストで

わたしはサントラのとんかつアンセムをひたすらリピート。この曲自体がクライマックスのネタバレになるので映画見てから聴いてくださいね。

とんかつアンセム (Instrumental)

とんかつアンセム (Instrumental)


Spotifyでは映画で使われた曲のプレイリストも公開されてます!無料で聴けるのでぜひ!
<※プレイリスト公開終了してました>


もしもコロナも無く色々がセーフな世界線があったなら、応援上映とか爆音上映とかIMAXとか4DXもやったんだろうなと思うと…この映画にその機会がないことが寂しい。そう思いました。


できれば11/19までに見て

わたしの地元映画館では来週木曜までは上映が生き残ってましたが、その先はドラえもんやら多数の新作が押し寄せるため、もはや危ういです。できれば11/19までに見れたら見てください。
鬼滅で3スクリーンも使ってるから、その他の人が少ない映画は容赦なく切られております…。しかも公開から時間が経つにつれ、どんどん小さいスクリーンに追いやられてしまう。音が良くてほどほどに画面が大きいうちに見てほしい。

源ちゃんの「罪の声」も終了ペースが早そう。
今年はすでに結構評判の良かった「糸」も上映終了してます。
とにかく昨年撮影していた今年公開の映画が後ろ倒しになりまくっててスケジュールが過密な上に、鬼滅の異常な盛り上がりのため他の映画へのしわ寄せがすさまじい。とんかつだけじゃなく他の映画にももったいないこの秋です…。
本当に、見たい映画は見れるうちに行ってください。

映画の秋。テレビ局の戦い…?

番宣を眺めていたら、それぞれの映画の制作局がわかってきました。
2020年秋映画は、TBS制作の「罪の声」、フジテレビ制作の「とんかつDJアゲ太郎」、日テレの「ドクター・デスの野望」の三つ巴かと思いきや、鬼滅が総ざらいするという様相となりました。ちなみにこの4つ全部見ますw 普段そんなペースで映画見ませんよ、2か月に1本見るかどうかくらい。今年は異常です!
あ、さらにこの後テレ朝の「ドラえもん」が来る!w 面白くなってきたぁー!w


鬼滅に負けず他の映画もがんばってほしい!
正直、1か月持たず消えていくなんてもったいない映画ばかりです。


「映画の秋」、よろしくお願いします!





(今週のお題「最近見た映画」)