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夫に「3回聴けば慣れるよ」「好きなアーティストの全部を好きにならなくても、全部をわかろうとしなくてもいいんだよ」と諭されながら、これは星野源が今までのファンを振り落としに来ているやつか…?いや、でも曲が分からん程度で離れるファンではもうないんだよっ!と思って鬼リピしてたら3日で慣れて口ずさめるようになりました。よかった!
ほんとこの一見難しくてよく分かんない音楽を、大衆に聴かせて街で鳴らすのが星野源なんじゃん、という。すごいよね…
いやでもほんと何回聴いても迷子になりそうになるし、それってCubeだなとも思うし(映画CUBEは見た事ない、ごめん…。概念として出口が見つからない感じ…?)、歌の部分だけを聴けば結構素直に聴ける気がするんだよな…。オルガンとドラムがなんかすっごい、歌にぶつけてくる感じというか。音でやつを殴らせろーですよほんと。そして辛うじて演奏が歌に寄り添うところがサビなのかなって。それもどんどん崩れていくんだけど。
まだCube関連の全部のインタビューは読めてないけど、でも、なんか源ちゃんが楽しんで作れたなら、それは良かったなあって。
歌詞についてはもう散々語り尽くされてるんだろうけど個人的には「悲しみに座りくつろげるまで」が、本当に星野源!
悲しみは無くすことはできないし、だったらしぶとくその上に立ってやる、なんならくつろいでさえやるぜという力強さが、わたしにとっての星野源なんだよなあ。
過去の「脆い藁」が「縄」になるとこはうわー!ってなった!ほんと、あの脆い藁は紡いだら太い縄になるんだよ…糸でも紐でもなく縄。
「縄」で、先日のNHK「ゲームゲノム」で小島監督が言っていたことを思い出した。
人が作ったものは棒か縄だったと。
棒は嫌なものを遠ざけるけど、縄は、大切なものを離さないよう、繋ぎ止めるもの。
今までのゲームは棒のゲームだったけど、そういう縄のゲームを作りたかったと語っていた。
縄にそんな意味があったとは。もちろんこの歌詞の縄にそういう意味が込められているかは別だし分からないけど、なんかいいなあって。
そしてMVも良かったー!
MIKIKOさん初監督!なるほどこれが「幻の開会式」の先にあったものか。
菅田将暉の出演も嬉しいしあのMVの中の異質さの演出としてこれ以上ない。圧倒的存在感。素晴らしいー。
映画は、行こうかな、どうしようかな。
怖いの苦手っぽいんだけどな。少し評判聞いてからにしよ。
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あと、とりあえず今週の菅田将暉ANNと星野源ANNは最高だったのでみんな聴いて欲しい。
菅田将暉ANNで普通のツッコミをしてくれる星野源の貴重さをひしひしと感じましたw
今週「畑の風呂」というワードを誕生させてしまった菅田将暉はMIKIKO先生に謝った方がいいよ!マジでw