2023年3月17〜19日、オールナイトニッポン55周年記念特番、55時間スペシャルが放送されていました。
↑55周年ロゴだよ
お祭りだなあ、思ってた以上にお祭りだった。
TBSのJUNKでも話題になるくらいw
この期間は前から決まっていた用事でリアルタイムではほぼ聴けないのが確定していたので、残念ながら気になる番組だけをタイムフリーで聴くつもりだったのですが、少しの時間でも隙間時間にリアルタイムで聴いているうちに他の時間はどんな感じなんだろう、と気になってきて、結局全部聴くことにしました。
すでに55時間特番のradikoのタイムフリーは全て終わってしまって、まだ全部は聴けていないけれど、聴けなかった分は録音しておいたのでもう少し時間をかけて聴いていきます。
進捗はこんな感じ。(じっくり聴きたいのが残ってたりするのでバラバラと消化されている)
リアタイでサラッと聴いたのもカウントしてるから全部をじっくり聴いたかというとそうでも無いのですが、ラジオってそもそも「なんとなく聴こえてくる」という距離感で全然よくて、それでも「あっ!聴いたことある!」ってなったり、「その話そういえば聴いたな」「この声の人知ってる!」って思っちゃう距離感になる、不思議なやつだなあと思います。
全部聴こうかな、のきっかけは、移動中にリアルタイムで聴いた小林克也さんのオールナイトニッポン。
当時のリスナーさんが懐かしい曲をリクエストしているのも、克也さんのかっこいい曲紹介も、そこでかかる曲名は知らなかったけど聴いたことがある曲もどれも楽しく聴いて、あー知らないけど誰かの大事な番組だったというオールナイトニッポン、聴くの楽しいなーという気持ちになったのです。
今では定番になった洋楽たちを聴きながら、これが新鮮にラジオでたくさんかかっていた時代というものに想いを馳せて、タイムスリップしたような気持ちにもなりました。
他、聴いた番組の感想あるやつをいくつか。
ANN0スペシャルはHAKUNA LIVEで映像を見ながら聴いたけど、HAKUNAのチャット欄がいつにもなくすごい速さで全然読めなくて、早々に諦めましたw
でも音だけだとだれが喋ってるか訳わかんないw
フワちゃんがちゃんとフワちゃんの格好してるとか、ピンは佐久間さんとフワちゃんだけなので常に2ショットで抜かれるとか(俺得)、マヂラブさんがフワちゃん以上にヤバそうかと思ったら、結構ちゃんとトーク回すとか、ギャーギャーお祭りで楽しかったー。
フワちゃんが「キモ時間」と呼ぶ深夜3時からの生放送はみんな苦労しているようで、当日の参加者みんなも、他のレジェンドの2部(現在のオールナイトニッポン0)担当だった方々も大変と言っていました。
そこはなんとかならないのかなー、ド深夜大変だよね。みんな元気でいて欲しい。
人気者がラジオやるから、次の日仕事入れないでっていうのも無理だし、でも毎回録音も寂しいしね…。
カメ&アンコーのオールナイトニッポンはお二人とも高齢なのに生放送!
元々アナウンサーだしお元気で話も聞きやすくて楽しくて、とっても良かったなあー。
他のラジオでも言及されていた受験生の歌もフルでかかったり、オールナイトニッポン検定*1で調べた話が出たり、楽しめました。
タモリのオールナイトニッポン、タモリさんの音楽話が知らない話ばかりで新鮮で、そこについていく星野源に嬉しくなったり、意味ない歌詞の歌に笑ったり、オマリーぶっこむとこに「やったな!」って思ったり。あとでもう一回聴き直そう。
くりぃむのオールナイトニッポンのリスナーへの信頼感というか、リスナーに任される長さ・ネタの面白さにびっくりした!
あといつか分からない次回のテーマ発表されるのもすごいw
中居くんは、JUNKの爆笑問題太田さんもつっこんでたけどめっちゃテンション低いし30分しかなかった!w まあそれも良かったけどねーw
そしてその後のSixTONESは今回初めて聴いたけどおもしろくてびっくり。今度また聴いてみようかな。
秋元康と佐久間宣行のオールナイトニッポンは秋元康が張り切りすぎて情報解禁前の事を暴露しまくるところとか、それを必死で止める佐久間さん、急に煮物を持って乱入してくる黒木瞳などなど秋元さんが55時間特番のエグゼクティブプロデューサーであるにもかかわらず、カオス番組でしたw
秋元さんは元々高校生の頃にタモリのオールナイトニッポンの作家として始まったとか知らなかった意外な過去が知れて面白かったー。
イルカのオールナイトニッポン、普段イルカさんが番組やってる時間だそうで、朝に合うね〜。
イルカさんは本当に聞き上手で久保史緒里さんとの絡みも良かった。
ちょうど実家に居たのでスピーカーで流していたら、番組中流れた知らない曲を母が口ずさんでいたりして、それもまた良かったです。
伊集院光のオールナイトニッポンは2部大集合スペシャルらしく、たくさんのゲストとトークしていく形で、ほとんど知らない方ばかりだったけど、どの方も当時愛されていたんだなあというのが感じられました。
伊集院光がどんな立ち位置でラジオを始めたか、イカレ番組企画(ここの公園で企画やってるからリスナーは来い、みたいなやつ)も当時の空気が感じられたなー。よくそんな謎の肩書き(しかも嘘)の人にやらせたなあとか、当時のANNは聴いてないけど、あの頃のラジオって、ラジオで呼びかけて、リスナーが集まって、「ほんとにリスナーがいた!」みたいな企画多いよなあってw
伊集院光のJUNKの方では当時のニッポン放送のヒリついた空気感の話とかもしていました。
さんまのオールナイトニッポンは鶴瓶がゲストで、先輩に敬語というか敬意を払いつつもおちょくるさんまの話が面白くて貴重だなーと感じました。
テレビだとなかなかこういうさんまは見れない気がするw
あとやっぱり菅田将暉ANN復活がとても嬉しかった!
55周年ジングルが流れる菅田ANNに、復活の嬉しさを噛み締めたり、いつものスタッフいじり、なつかしの菅田辻無惨も聴けてコーナーもいつも通りでゲスト無し、「いつもの放送感」を残してくれたのが嬉しい。
あと55時間特番共通トークテーマの「あの頃の自分に言いたいこと」は菅田が一番面白かった!w
他も懐かしいねーと振り返るだけの番組はひとつもなくて、今のリスナーに語りかけてくれる番組ばかりでさすがレジェンド!
55周年って中途半端、っていうのもいじる人も多くて、そういう自由な空気がやっぱりラジオっぽいw
間に流れる55周年ジングルもとっても良くて、全部の時間を繋ぐ役割として愛しいなあ、それを星野源が作ったというのも嬉しいなあ。
若林さんとの共作も良かったね。
55時間、いい企画でした。この後も全部聴きます。
ほんと、今はレジェンドというか大御所と呼ばれるような人が多かったけど、テレビで見るよりずっと近く感じられて、ラジオって不思議だね。楽しいね。
ラジオ好きだなぁ。
最終日にオールナイトニッポンミュージアム行ってきました!
展示はそんなに多くなかったけど、メッセージボードがリスナーさんの愛に溢れてて、行ってよかったなぁ〜
マイク前写真も撮影して、メッセージも残してきました。
引き続きラジオ、聴き続けます!
オールナイトニッポン55周年おめでとう!
▼過去記事:好きなラジオの話▼
mognao-blog.com
*1:オールナイトニッポン検定、クイズノック作成のオールナイトニッポンについての55問の問題の検定。歴史や現役パーソナリティの問題などたくさん。検索では答えが出てこない問題もあり、全問正解は難しそうでした!