椅子上生活

主に椅子の上にいます

ヒカルの碁原画展に行ってきました

ヒカルの碁原画展に行ってきました!

hikarunogo-exhibition.com

昨年の原画展発表の時も行きたくて行きたくて仕方なかったんだけど、スケジュールが合わず、泣く泣く諦めていたのでした。


それが、名古屋や新潟など各地を巡って1年後に東京凱旋!ありがとうありがとう!


DEATH NOTEの緻密な描き込みとリアルな画風でファンも多い小畑健ですが、わたしは、ヒカルの碁の方が好きなんや…!


というわけで行ってきました。

張り切って初日に漫画描きの後輩(漫画未読)を誘って行きました。


「絶対見た方がいいから!アナログ原稿の最高峰をこの保存状態で見られるのは最後かもしれないから!でもネタバレがあるのでせめて17巻まで読んでください」と2週間前に全巻(全23巻)貸してゴリ押しして連れて行きました。


彼女は当日までに7巻まで読んできてくれました。

『おしい!その上なんだよ!(桁が)』

そんなネタも通じません。


でかい箱みたいなパソコンでインターネットをし、子供の近くでタバコをバカスカ吸うような時代の漫画を読めとか令和の20代に無理を言ってすみません。現代から見るとひっかかりも多かったことでしょう。

まあ、院生編までいってたらキャラもそこそこ分かりますから。少しでも読んできてくれてありがとう!
でも致命的なネタバレがあります!(断言)


わたしは去年の原画展発表からまた何度も何度も読み返していて十分内容は分かっているので、もう、一枚一枚の技術を舐め回すように線の一本の引き方まで見たかったんだけど、後輩とのスケジュールの都合上、今日は2時間で出なければいけません。
そのため、わたし的には急ぎ気味に見学。漫画を読むくらいのスピード+αくらい。

そう、超絶技巧を見るために行ったのに、また生原稿を前に漫画を読まされていたのです…!漫画が上手すぎる。


アキラのツヤベタの美しさ、トーンワーク、碁石の輝き、カケアミ。
2話のアキラの顔全差し替えもじっくり見ました。


ツヤベタ、筆ペンっぽいのか結構グレーみがかってる。美しい。


トーンでここまでやるのか…


碁石の輝き。


細かいカケアミ、本誌の印刷で再現しきれないでしょうよ…


碁盤の溝の立体感とそこに沈む影。やばすぎ。(ここ以外もとにかく碁盤の作画がやばい。狂気)


後輩には「アキラは千と千尋のハクに似てる」と言われ、うん、似てるね…でもこの漫画、ハクより前だったんや…という話をしたりとか。



パソコン、iMacじゃなくて残念。
後輩はこのパソコンにもビビっていた。テレビも液晶しか見たことないよね、うん。



凱旋限定の動画の展示と部屋の再現。泣いてしまうやろおおおお!

泣きました。


原画でストーリーを最後まで追ったら、カラーイラストゾーン。
連載当時とその後描かれた絵は明確に画風が違っていて、あの頃好きだったヒカルには、もうここでしか会えないんだな、としんみり。


この絵すんごい好き。


画風違うヒカルとあかりちゃん。
バクマンみというか、ショーハショーテンみというか。
あの頃のヒカルのぷにっと感が足りない…!


あと驚いたのが、1話のカラーでCGを使ってたらしいけど、その後コピックに戻ってること。
デジタルのUNDOを捨ててでもアナログの味にこだわるのか…!


近年のカラー(完全版表紙)はキャラが重なるところは別々に描いてそれをデジタルで合成してるっぽい。


ハァー、すご


その後はこれまでの各地の原画展でのポスターなど。

大阪で宣伝に使われた、フラッシュありで写真を撮った時だけ現れる佐為。
ななな泣いてまうやろ〜〜(ブワッ)
当時もSNSで見ていいなーと思ってたので本物に会えて嬉しかった。
嬉しすぎてフラッシュありの写真しかない。


特定のキャラが好きというわけではないのでグッズを買うつもりはあまり無かったけど、結局なんだかんだ買ってしまいました。

あの頃の絵が好きだけど、作中のコマからの抜き出しになるので、うーん、グッズとしては、そんなに…。
作品全体が好きなので、特定の好きなキャラがいたらまた違ったのかもしれない。
強いて言えばヒカルが好きなので、満足〜。


あー、楽しかった、満足、お腹いっぱい。
まとめていたらまた行きたくなってしまった…。
思い返すと「なんであれ撮らなかったんだろう」が多くて。

もし万が一2回目に行きたくなっても行けるようにと初日に行ったのに、結局2回目は行けなかったなあ…。



でも実は2019年の小畑健展にも行ってたのでした。
ヒカ碁原画展をきっかけに2019の図録を発掘。(左)

小畑作品で好きなのはランプ・ランプとヒカルの碁で。
全作品の展示だったからデスノやバクマン、プラチナエンドも多くて当時ヒカルの碁の展示は物足りず、今回行けて本当によかったです。


ちょっとでも絵を描く人はみんな行ってその線と丁寧な仕事(週刊誌なのに!!)を見てきてほしい。
フローリングの反射までトーンで表現するとかマジかよとなるし、セーターの柄、テーブルクロスの柄にわたしみたいに悲鳴を上げて欲しい。
この精密な熱のある生原稿から、受け取るものがきっとあるので。


刺繍〜〜!!!



原画展会期中、7/26までヒカルの碁10巻まで無料なので、もし読んだことない人はぜひー!
shonenjumpplus.com


▼過去記事
mognao-blog.com