今年も全国高専ロボットコンテスト(高専ロボコン)2015の地区大会が始まっています。
今年のテーマは「輪花繚乱(わっかりょうらん)」
今年はロボットによる「輪投げ合戦」です。
競技は、赤・青2チームに分かれて対戦形式で行います。フィールドで戦うのは各チーム1台のロボットと3人の高専生です。ロボットは太さや高さの異なる様々なポールに輪を投げ入れます。輪の大きさは規定の範囲内で各チームが自由に決めることができます。相手より先に9本全てのポールに輪を投げ入れたチーム、または競技時間(3分)終了後、ポールに輪を投げ入れて得た点数の多いチームが勝利となります。
https://pid.nhk.or.jp/event/PPG0268224/index.htmlより
競技としてはわりとシンプルな輪投げなのですが、特筆すべきは対戦形式というところ。ゾーンが分かれているのでロボット同士がぶつかり合う事はありませんが、勝利するには相手ゾーンのポールへ輪を入れる事が必須になってきます。
そしてそれを妨害する事もルールで認められているのです。
ここ数年は対戦ではなくタイムトライアルや自ゾーンだけでの獲得点数を競う非干渉の競技形式などが多かったため、攻守交替制の2011年のロボボウルを除くと8年ぶりの対戦形式のロボコンになります。
ここ数年の競技のように、いかに自分が上手く速く輪を入れられるか、だけではない駆け引きが必要になってきます。そこが例年とは違う今大会の大きな見所です。
さて、地区大会が始まっていますが、全地区の試合の様子はインターネットで生放送(ライブストリーミング)で見る事ができます。