椅子上生活

主に椅子の上にいます

はじめての消しゴムはんこ

年賀状シーズンも終わった頃、文具屋さんに寄ってみると消しゴムはんこのはじめてキットが売っていたので買ってみました。

ハガキ大の消しゴムはんことデザインナイフ、彫刻刀、スタンプ台、転写用トレーシングペーパー、おそうじねりけし、カッティングボード、図案と彫り方の説明、スタンプで作れるフォトスタンドまで入った豪華なセットです。


冬休みで時間があるし、子供とやったら楽しそうだな…と手を伸ばしてみました。


以前から興味があったものの彫刻刀はもう家に無いし、と諦めていたところ、便利なセットがあってホクホク。


さて作ろうとなっても図案がなかなか思いつかず、用意された図案を彫ってもな〜と思い、色々検索してみるとすごい作品ばかり…!
線が細い!曲線が美しい!そして消しゴムはんこを押して色を塗ったり、というのが楽しそうー!


わりと線が細くてもいいっぽいな?ということで、以前描いた源ちゃんを彫ってみました。


元の絵はこちら。元々便箋の隅に一発書きのためクオリティは勘弁してください。

画像をスマホ画面に表示させて、その上に直接トレーシングペーパーを載せてトレースしました。
この方法なら大きさの調節が簡単にできていいですね!

彫ってみた大きさは4センチくらい。
小さくて苦労しましたがなんとか彫れました!


彫ってみて分かったのは、使いやすいサイズと彫りやすいサイズは違うということ。
たぶんネットで見た美麗な線の細いはんこは想像より全体がかなり大きいのではないかなーと思いました。(※3ヶ月後追記:やってみてわかったけど、上手い人はほんっとうに細かい!!!言い訳してすみません…)


それから図案の反転とか大変そうと思っていたんですが、この「ほるナビ」(印面が色分けされているハンコ用消しゴム)だからなのか、トレーシングペーパーに図案を写してひっくり返して裏からこするだけでほぼ完璧に反転図が転写されました!
昔は転写といったら、裏に鉛筆をゴシゴシと塗り込み、元絵をもう一度なぞるという二度手間がありまして、転写のため反転させたり見えないところへなぞって写すなど、何度も同じ線をなぞるというのもあって線がガタガタになりがちだったのですが、ひっくり返してこするだけなので反転問題も線ガタガタ問題も両方クリアー!
これはすごい感動でした。


それから、あまり深く彫らなくても印面に反映されるので、細かいところも妥協せず彫るとクオリティがグッと上がる感じがありました。


セットに入っていたスタンプ台は布にもOKということで、手軽にオリジナルグッズも作れそうです。
(スタンプ後、アイロンをかけると定着するそうです)


実は勤め先にポムリエがあるため、ハンコがお手軽に作れる環境はすでにあるので(子供の計算カードの名前付けに、借りて活躍しました)、実用性を求めるなら消しゴムはんこなんて彫らなくてもいいのです。
それでも消しゴムはんこを彫るのは、単純に彫るのが気持ちいいからw
そしてやはり実物が自分の手で出来上がっていく達成感もあります。

ポムリエは印面もかなり耐久性があるし(彫りが繊細な消しゴムはんこ比)、浸透印なのでいちいちスタンプ台が必要ないし、場所ごとに色分けも可能で、スタンプ実用性としてもかなり良いです。
写真もきれいにスタンプ化できます!
画像データのスタンプへの変換もテイストが色々選べるので版画風なども簡単にできます。


彫るのが面倒な人はこっちもおすすめです。



でも、なんか、消しゴムをスルスルと彫る快感も良いですよ〜。


ちなみに子供とやりたいと思って消しゴムはんこセットを買いましたが、子供は全く興味を示さなかったことをご報告しておきますw


消しゴムの比較まとめました↓
gdno.hatenablog.com


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