職場の方に誘われまして、7月上旬に遅まきながら映画「プロメア」見てきました。
しかも応援上映(プロメアでは応"炎"上映と呼んでいる)で。
土曜夜に連続開催していたらしく、地方映画館のレイトショーなのになかなかの盛況っぷり。
率直に言って楽しかったです!
映画『プロメア』ロングPV 制作:TRIGGER 5月24日〈金〉全国公開
TRIGGERってなに?という状態で見に行ったのですが…。
上映前に応炎上映についての説明と練習があり、訳も分からぬまま始まって、キャラが出てくるたびにコールがかかるw
リオの顔が出るとこではあちこちから「顔がいい!」の声が上がり、楽しく見ました。
ガチ勢でもなく、もう語れる言葉はあまりないので、純粋に感想だけ書きます。ネタバレは若干あります。
ぶっちゃけストーリーはほぼ読めてたし、流れはわりと予想通りだったんだけど、楽しめました!
これは、このタイプの話は、そういう、なんてゆーの、「様式美」?もう本筋のストーリーは既定路線というかね、もうやられ尽くしてるから、そりゃ見覚えのある展開ですよね。
異能力が備わった人間の迫害やヒーロー化、結束、畏れ。それを隔てるものは…みたいな。タイバニとか、その他の異能力を持つ人間が出るリアル系作品でも、能力を持ちながら悪用する者、あくまで善として使用する者の両者とかそのあたりがよく描かれていたりするし、主人公の恩人が実はそもそもの元凶だった、みたいな話も今となってはありがちなパターンとしてよく見ます。見慣れた感はありますが、これは非常に映画的で盛り上がる展開だとは思います。
このプロメアという作品は、その先というか、魅せ方を見るのだと思いました。
特撮と一緒ですね、派手なアクションを楽しむ。見栄を切ったりとか。メカの活躍とか。
そういう作品なんだと思いました。
ちなみに作品の前情報が、堺雅人ファンのいるわたしのTwitterのTLでは「堺雅人ォ!」って話しか見かけなかったのでw、なんてゆーの、もうクレイ・フォーサイトの登場時から「話は読めた(by男鹿アキタ)」状態だしな、うん、しゃーない。
いや、それでも面白かったし、独特の炎の表現や、キャラの目とかキラキラしててきれいで素敵でした。好き。
あと「滅殺開墾ビーム」、なんか新しい星で土地を耕してせっせと農業に励むクレイの姿が見えた気がして、むしろその作業をとんでもなく助けるビームで最高じゃん、と思って妙に感動しました。本来の用途で使われなくて残念でしたね。クレイの、引っ越し後の生活についてワクワクしながら具体的に準備してる感じがめちゃめちゃ好きです。
応炎上映で掛け声自由だったので、たまに客席から秀逸なツッコミが入ってそこも楽しかったし(クレイの拠点が出た時に「違法建築!」って言われてたのがツボだった)、あのシーン(人工呼吸)は全員黙って見守るだけになってまして、それがまた逆にウケるー、みたいな感じでしたw
ちなみに裏切りじいさんは登場時から罵声浴びせられてましたw ひどいw
動いているところを見たら、主人公の歯のあたり(下の歯フェチ)のキャラデザが最高に好きだったのでお絵描きしたくなりました。
ただしパンフは売り切れ!あーかわいいかわいい。
パンフは受注生産するというのでその後公式から申し込みました。
予約受付期間は7/31の23:59まで!
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脚本の中島かずきさんはわたしも大好きだった仮面ライダーフォーゼのメインライターということで、「あー、『色々言いたいことはあるんだけど、なんだか好きになっちゃう感じ』はフォーゼと一緒だな〜」、と思いました。劇団☆新感線の作家さんということで、舞台界隈では有名な方のようです!
この世界観、単発で終わっちゃうのはもったいない気もします。何よりキャラが魅力的!他のお話も見てみたいです。たぶん続編が作られるんじゃないかな…。
円盤化したらもう一度見たいです!